金融商品には、様々な商品があります。株式や債券、預金も金融商品です。投資信託や商品ファンドもあります。最近、人気のあるFXも金融商品です。こうした金融商品は、同じ種類の金融商品でも商品によって、違う特徴をもっています。その利率、あるいは利回りも違う場合がほとんどです。その理由は、例え、同じ投資信託というカテゴリーの商品であっても、その商品によって、投資の対象が違うからです。あるいは取引の手法が違う可能性もあります。
最近では、投資信託の中にもハイリスク・ハイリターンの商品もあります。こうした商品は、何に対して投資するのか、その内容を良く知っておかなければなりません。アメリカではジャンクボンドと呼ばれる投資に的確ではない、投機的位置づけの投資対象が含まれていることもあります。そうした投資対象を組み込むことによって、リターンを高く設定しているのです。このような商品には注意が必要です。もちろん、リターンが高く設定されている商品は、予想通りに運用されれば高い利益を得られます。しかし、元金を失うリスクもあるのです。そのことをよく認識した上で、その商品を選ばなければなりません。
またデリバティブ=金融派生商品と呼ばれる取引手法を利用して高いリターンを狙う金融商品も増えています。こうした取引は先物取引やオプション取引と呼ばれる取引が代表的なもので、従来は、投資に習熟したプロを相手に販売されるものでした。しかし、現在では、比較的、そうした投資対象をいわれる投資信託にもこの取引手法を使ったものが出てきているのです。
デリバティブは、予想どおりに株価やFXなど為替相場が動けば非常に大きな利益が得られる反面、相場が予想外の動きをすると大きな損失が発生する可能性も高いので、よく内容を吟味して、自分の投資目的にあっているかどうかを検討しなければなりません。金融商品を選ぶときの基本は、それが何を対象とした投資を行っているのかを十分に把握しておくことです。それを知らなければ、リスク管理ができないのは当然のことなのです。